私が福祉機器展の見学のために訪問したヨーロッパの国は、ドイツとイギリスだけです。デンマークやパリでも展示会はありますが、出展者数と国際的かどうかで判断した結果、現在は
ドイツだけに絞って見学に行っています。ドイツでは、福祉や介護・医療に関する展示会が毎年3つ開催されています。ここでご紹介するアルテンプフレーゲとリハケア、メディカです。

アルテンプフレーゲとリハケアは同じような顔ぶれが出展している展示会です。日本で言うと大阪バリアフリー展と名古屋ウェルフェア展のように、開催場所が違うだけで規模や出展企業が同じような展示会です。
しかし、メディカだけは少し内容が違います。出展社数と来場者ともに5倍くらいの規模がありますので、会場は物凄い大きさです。
日本最大の福祉機器展HCRでも出展社は600社くらいですので、メディカの
3,500社という出展社数は膨大であることがお分かりいただけると思います。

ただし、ではメディカを見学するのが最も良いかと言うと、答は否です。
それは、名前が示す通り医薬品から医療機器、病院の厨房用具、洗濯機に至るまで、何でも有りだからです。もちろん、その方面にも興味がある方であれば、すべてを見てまわれる便利な展示会ですが、福祉機器やリハビリに絞って見る人にとっては、会場が大きく人が多く宿泊代が高い展示会です。
ちなみに『リハケア』は毎年秋にデュッセルで開催される展示会ですが、約1,000社が出展しており、来場者数は65,000人程度です。前述の通り『メディカ』とは似たり寄ったりの展示会で、日本で例えれば東京で開催される『HCR』と大阪で開催される『バリアフリー』のようなものです。主だった企業はどちらにも出展していますので、どちらに行くかは皆さんが春か秋どちらのドイツに行きたいかか、デュッセルドルフかニュールンベルグどちらに行きたいかで決めてしまっても構わないかもしれません。(笑)