ニューオーリンズは、96年にオリンピックの開催されたアトランタやディズニーワールド・ユニバーサルスタジオのあるオーランド、マイアミなどと同じ"アメリカ南部"にあります。
気候的には九州の南部くらいで、日本人にとってはハワイやロスほどメジャーではありませんが、アメリカ人にとっては一度は訪れてみたい観光地です。料理はフランス人が伝えたケイジャン料理とフランスやスペインの血をひく人(クレオール)の家庭料理であるクレオール料理が代表的なものですが、どちらもスパイスをふんだんに使った魚介類、穀物類でグルメな日本人でも十分に楽しめます。ちなみに、自称グルメ通の私もザリガニのてんこ盛りだけはギブアップしましたが、それ以外はすべておいしく戴きました。
観光面では1850年頃完成したアメリカ最古のアパートや1823年にアメリカで初めて薬剤師免許をとったルイス・ダフィーヨ氏が開いた薬局、日本でも有名なラフカディオ・ハーンが来日前に住んでいた家、1811年に完成したアメリカで最初の超高層ビルなどがそのまま残っています。ただ、ハーンの家は今は扉を抜けるとストリップ劇場ですし、超高層ビルも当時は衝撃的なニュースであったでしょうが実は単なる4階建てで今でも入居者はいます。日本人の感覚ではそのような建物はすべて文化財になって保護されそうなものですが、そこはアメリカ、国が保護していないからと言って壊す人がいるわけではなく、今でもしっかりと建物として機能しています。
あと、観光で見逃せないのはフランスの植民地時代の名残が残る『フレンチ・クォーター地区』やミシシッピー河を蒸気船でクルージングするツアー(4時間で30ドルくらいです)、夜になるとあちらこちらで繰り広げられるジャズの生演奏です。ショッピングは、高級ブランド店が並ぶような高級ショッピング街はないものの、地元や中南米産の土産は豊富です。まあ、飾らない土地柄と言いましょうか、そのかわり地元の人はおおよそ明るくて親切です。