どの航空会社を使ったとしてもニュールンベルクへの直行便はありませんので、乗換えをしなければいけません。
私が初めて
プロペラ旅客機と
いうものに搭乗したのは、実はこのドイツ行きです。機体が小さいので風の影響を受けやすいのか、上昇時や下降時にはかなり揺れます。1969年にジャンボ
ジェット機が世界で初めて飛行し、日本では翌1970年に羽田空港に初めて就航したそうですから、それまではアメリカに行くにもプロペラ機で燃料補給をし
ながら丸1日がかりで行っていたとは、当社社長の若かりし日の記憶です。

プロペラ機での空の旅は一時間弱ですが、ジャンボジェット機と一味違う乗り心地で良い経験になりました。ドイツ到着はいつも夕方で、タクシーでホテルまで
向かいます。99年と01年は当社営業マネージャーの増田も同行していますが、一人で海外出張をしても何不自由することはないものの、連れがいるとどこか
心強いものです。もっとも、ドイツではコスモ株式会社の雨宮社長(以下、雨宮さん)と現地で合流することが多いですが・・・。

03年にニュールンベルクに行ったときに初めて気付いたことがあります。
私はニュールンベルクへはプロペラ機(名付けて
"ブンブン丸")でしか行ったことがありませんが、てっきりマイナーな"田舎町"なのでジェット機は飛んでいないと思っていました。
ところが、北海道大学工学部助教授の高橋先生もアルテンプフレーゲ見学に来られていたのですが、高橋先生の乗ったエールフランスはなんとジェット機(名付けて
"ビュンビュン号")だったそうです。
高橋先生と言えば日本褥瘡学会の評議員で、床ずれのできる要因とされていたズレを、剪断応力という工学的な見地から研究され数々の実績を残しておられる
あの高橋先生です。やはり褥瘡学会の美濃先生と同じくかなりのカメラマニアで、今回の道中記の写真には高橋先生の撮影されたものもたくさんあります。