海外道中記
夕食後。さぁ仕事だ!
夕食後、美濃先生はジャズバーのハシゴに行かれましたが、私は酒がほとんど駄目なのと仕事があるのでホテルに戻りました。
美濃先生は熱狂的なジャズファンで、夜が更けてくるにつれて通りのあちらこちらでジャズが聞こえてきますので、多分、心を弾まされていることと思います。 私は、その楽しみは明日に置いておくこととして仕事に取りかかります。決して仕事熱心なのではなく、記憶力に問題があるので今日見た様々な商品や会社をも う一度目を通して整理しないと、明日の商談ができないからなのです。

 明日は、整理して絞りこんだ商品や会社のブースに"英語堪能な"私どもの社長と再訪問して本格的な商談をするのです。
取引上聞くことは何か、決めなければいけないことは何か、事前に整理しておかないと、残念ながら私の英語力では十分な商談ができないという次第です。

 最近は商売も難しくなってきました。3年くらい前までは帰国してから十分に検討した上でファックス商談ができましたが、最近は帰国してファックスを送ると『もう日本の輸入総代理店はできた』ということも稀にですがあります。
  それはつまり、展示会場で契約を締結するケースが増えてきたということです。考えれば怖いことです。初めて会った人どうしが、お互い相手のことをろくに調 べないままに重要な取引契約を締結するというのですから・・・。そんなケースはまだまだ少ないですが、徐々に増えてきていることは確かなようです。そのこ とが、早いスピードで良い商品が日本に普及するということにつながるのであればハッピーエンドですが、中には消費者を裏切るようなとてもずるい会社もある ようです。