いよいよニュールンベルク最後の夜です。ニュールンベルクへ出張に来た最後の夜は、必ずあるレストランでディナーをとると以前にご紹介しましたが、それが
『ハイリヒ・ガイスト・シュピタール』です。このレストランは、ペグニッツ川にまたいで建てられた聖養老院と言う建物の一階にあります。

元から川をまたいでいた訳ではなく、聖養老院が狭くなってきたものの増築する場所が他に無かったので
川側に増築したそうです。しかし、結果的には素晴らしい景色となり、いつも大勢の人が写真と撮ったり絵を描いたりしています。昼間の景色も美しいですが、ライトが灯る夜に見る聖養老院もムードがあって素敵です。

完成から500年ほど経っているこの建物の中は、外観と同様に落ち着いた芸術性さえ感じさせる雰囲気です。2年に一回しか来ないのですが、なぜかウェイターのおじさんは私のことを覚えていて、いつも片言の日本語で話しかけてきます。
前回は私がビデオ、増田がカメラを撮影していると、にこっと笑いながら寄って来『撮って上げます』。ビデオがお気に入りのようで、渡すと熱心に私と増田
を撮ってくれました。そのうちカメラをクルっと回し出したり、もう一人のウェイターさんを撮ったり・・・。もう一人の人もそれに応えてピースサイン!
ドイツの人はとことん陽気です。

さて、肝心の料理の方ですが、農耕民族である日本人にとって一人で一皿食べられる料理ではありません。

このレストラン『ハイリヒ・ガイスト・シュピタール』はニュールンベルクきっての高級レストランですが、肉料理二品、オニオンスープ2つにワイングラスとミネラルウォーター、それに食べきれないほどのドイツパンで、日本円にしてざっと5,000円くらいでした。思う存分に高級料理を食べ、優雅な気分にさせてもらったのですから、一人2,500円は十分に支払う価値があります。
是非、ニュールンベルクに行かれた時は、このレストランへ行って下さい。期待を裏切ることはないと思います。
ところで、いつもは店の中央寄りの席だったのですが、03年に高橋先生と行った時は窓際のど真ん中、つまり特等席でした。橋から見るこのレストランも最
高ですが、レストランから見る橋も最高です!なぜこのような特等席にしてくれたのかについては、3つの可能性があります。

一つは時間が早くてあまり混んでいなかったこと。もう一つはレストランに入った時に『Do you have one next to the
window?(窓際の席はありますか)』って聞いたこと。最後は一番可能性が高いのですが、宿泊しているMERIDIENホテルのスタッフに予約を入れ
てもらったことです。どこの誰とも分からない私が
日本語なまり(?)の英語で予約するよりも、現地で最高級と言われるホテルのスタッフからの予約の方がVIP扱いされる可能性は大です。

いずれにしても、次回から"最後の晩餐"には3つとも実践して特等席を確保するようにします。これを読まれた方は、毎年のアルテンプフレーゲ最終日の夕方だけはこの手を使わないで下さい。私がまた窓際の席に座れなくなるんで・・・。(笑)