さぁ街にくりだしましょう!
日本の展示会では写真やビデオの撮影をしてもまず何も言われませんが、アメリカやドイツは違います。アメリカは訴訟大国と言われるだけあって特に厳しく、仮に出展企業の人がOKを出しても撮影すると警備員が飛んできて別室へ連れていかれます。
フィルムを没収されることもあり、そうなると今までに撮影した旅の思い出もなくなってしまいますのでご注意下さい。
ドイツはアメリカほどではないものの、やはり日本に比べるとかなり厳しいです。そういったことで、展示会場での写真が全く無く、皆さんに商品のご紹介をすることもできませんので、せめてニュールンベルクの町中をご紹介します。

ニュールンベルクは、前述の通り中世の面影を町の至るところに残していますので、どこをどう歩いても観光にはもってこいです。無機質で冷ややかな印象を受ける近代的建物はほとんどなく、日本で言うと明治村の中に鎌倉時代や江戸時代、第二次世界大戦終戦直後の建物が混在しているような町です。文章や掲載している写真だけでは伝えきれないことがもどかしいですが、
とにかくほのぼのとします。
私たち日本人の多くは、とかく海外旅行というと華やかさとブランド品ショッピングを好みますが、ニュールンベルクでそれを期待するのであれば残念ながらお勧めできません。時間がもったいないとばかりに動き回るハワイやラスベガスなどとは違い、ニュールンベルクは町のカフェやホテルの部屋で、のんびりと濃い目のコーヒーを飲みながら小説を読む、そんな過ごし方が最も似合う町なのです。

展示会の最終日は心ゆくまで最後のブース巡りをしました。私は道中記ニューオーリンズ編でご紹介していますように、何周しても『もしかしたら素晴らしい商品を見落としているのでは?』と不安が残ってしまう"見落とし恐怖症"で、全ブースを隈なく廻ってすべての商品がチェック済みである"最後の1周"がなければ、
気持ち良く出張を終えることができません。(笑)
これが意外と難しく、大きな展示会では出展社が1,000社を超えますので、2、3周したくらいではまだまだ『あれ!気付かなかったなぁ、こんな新しい機能をもった商品があったんだ』ってなことになります。メインの出展商品よりも奥の方に展示している商品の方が、逆に日本では紹介されていない掘り出し物であったりしますし、ブースによっては時間や日によって展示品を微妙に替えている会社もありますので、余計に事態は深刻です。 しかし、そんなこんなで最終日は気持ち良く会場を後にしました。
向かうところは、ニュールンベルク観光の中核であり起点でもあるカイザーブルク城です!