私は道中記ニュールンベルグ編でご紹介したように、数年前までは現地3泊くらいでビッシリのスケジュールを組み、展示会場とホテルだけの往復をして展示会と商談が終わると一目散に帰国する、という出張をしてきました。それでこそ"ビジネス戦士だぁ"と奮い立っていたのですが、あることがきっかけで自分の見識や洞察力、経験、知識、その他もろもろを高めるために、『有駄有駄(うだうだ)タイム』を設けることにしました。
町の商店街や公園を探索して流行や文化を感じたり、美術館や博物館で教養を高めたりするための時間を半日くらいもつというもので、無駄と言えば無駄ですが、決して無駄ではない。それが有駄有駄タイムなのです。

この"特殊任務"には森本さん夫妻も賛同で、午前中いっぱいは最後の総仕上げとばかりにメドトレードをゆっくりと回り、抜け目や見逃しがないことをチェックすると3人で会場を後にしました。
メドトレードの会場であるワールドコングレスセンターからワールド・オブ・コカコーラまで1.8Kmくらいでしたので、街並みを観ながら歩いて行きましたが、途中でどう見てもスラム街としか思えない一画に紛れ込んでしまい、3人とも顔を引きつらせながら足早に進みました。

そんなこんなで、無事ワールド・オブ・コカコーラへ到着したのですが、観光客でごった返しているかと思いきや、意外とがら空きでした。まぁ、シーズンオフのしかも平日なのですから、よく考えればそうかもしれません。
もう一つの思い違いは、入場料がいるということです。世界有数の巨大企業であり、自社の広告宣伝的な意味合いの強い施設なのでてっきり無料かと思っていたのですが、ちゃっかり有料だったのです。ここまで来て引き返す訳にもいかず、6ドルを払って3人で入場しました。まぁ有料とは言ってもコカコーラ飲み放題ですし、話のネタになりますので良しとしましょう。
入場するとまず3階までエレベーターで上がって、上から下へ見学していくのですが、まずはコカコーラの製造工場のミニチュア版があり、その周囲に開発と発展の歴史やあの独特な形のボトルの誕生秘話などが説明されています。

1階はコカコーラグッズの専門ショップで、キーホルダーからグラスにTシャツ、縫いぐるみにマグネット等々1000種類以上の商品が販売されているとのことでした。
時間にして約1時間ほどですが、コカコーラの歴史と発展に驚かせてもらいました。最後にコカコーラの清涼飲料水は、世界中で1秒間に約1万本も飲まれていると付け加えておきます。(びっくり!)