ミネアポリス空港は、デトロイト空港などと並んで主要空港の一つですから警戒も厳しく、要所要所にはマシンガンを装備したMPが警備をしています。ここでの手荷物検査も厳しく、私がたまたま鞄に入れていたピンセットが引っかかり、なんと没収されてしまいました。 その場を一度は離れかけたものの、やはりこの理不尽な扱いに腹が立ち『機内食用のナイフやフォークは鉄製じゃないか!』と言ってやろうと振り返ると190cmを超えるようなMPが立ちふさがり低い声で『何か用?』。思わず笑顔で『グッドラック!』と励ましてUターンしてしまいました。
みなさんも、ここしばらくは手荷物に十分注意して下さい。

ここ数年ラスベガス人気は日本でも急激に上昇しています。私は98年に初めて行きましたが、それまでは『ギャンブルの街』『怪しい』『危険』なんていうイメージがあって、喩えて言えば生まれて初めてパチンコ店に足を踏み入れるような、お化け屋敷に生まれて初めて入るような、そんな感じでした。
ところが、いざ到着してみるとその明るさと健全さで一瞬にしてファンになりました。
確かに昔はギャングが支配していたそうですが、現在は一流の経営者達と州・都市が一体になって運営されているので治安面でもかなり安全です。
ホテル内は品の良いジャケットを着こんだ警備員がそこら中にいますし、夜間エレベーターに乗るには部屋のキーを見せなければいけません。つまりお客以外の人は客室にいけないのです。もちろんエレベーター内をはじめ、いたる所に監視カメラが設置されています。
ホテルの外も24時間昼夜を問わずたくさんの人で賑わっていますので、人のいない裏道に入っていくなどは言語道断として、日本にいるより少しの注意を払う程度で、それほどビクビクする必要はないでしょう。
時差はマイナス17時間です。例えば日本が正午だとすると、ラスベガスは前日の午後7時です。
時差で気を付けたいのは、4月の第1日曜日から10月の最終土曜日まではサマータイムということで時計の針を1時間進めるということです。つまり日本との時差がマイナス16時間になります。運悪くサマータイムになる日や逆に通常タイムに戻る日が日本に帰る日だったりした時に、飛行機の時間に間に合わなくなったという旅行者が必ず出てきます。街中の時計はいちいち直しませんので、自分でしっかり覚えていないと自分では予定通りのつもりで空港へ行ったら飛行機は飛んでいってた、なんてことになってしまいます。
気候的にはラスベガスは日本で経験できない砂漠気候です。つまり、昼夜の温度差が激しいということです。
夏はだいたい4月から10月くらいですが、特に7月や8月あたりは日中の気温が40度を超えることもありますので、必ず帽子やサングラス、日焼け止めが必要です。あと、湿度がとても低いので、特に女性は保水性のケアが必要です。
砂漠のど真ん中に位置するだけあって、雨はほとんど降りません。私は今まで5回、トータル30日間くらい行きましたが、雨が降ったことはありません。様々な趣向を凝らしたプールのあるホテルもあり、あたかもギリシャやイタリアへ、はたまた無人島へ来たかのように私たちを楽しませてくれます。夏シーズンに行かれる方は水着もお忘れなく。
電圧についてですが、日本で使っている電化製品はそのまま使えます。コンセントの差し込み口は3つ穴ですが日本の2ピンプラグでも使えます。コンピューターなどの精密機器を使う時やどうしても心配な時は、ホテルで貸してくれるので変圧器を使うと良いでしょう。
ラスベガスは、街全体がディズニーワールドみたいなものと思っていいです。
代表的なホテルはすべて見るだけでも楽しい外観ですし、ホテルによっては毎晩繰り広げられるアトラクションも豪快です。
ホテル毎に様々な工夫がされており、例えばホテルの外周をジェットコースターが(何十階の高さなので、結構スリルがあります)が走ったり、ホテルの中が遊園地になっていたり、数億円かけたフラワーパークや美術館がホテル内部にあったりと、子供から高齢者まで誰でも楽しめます。
ショッピングもミラージュホテルの横から入る『フォーラムショップス』などは古代ローマ風の景色を再現しており、ただ歩くだけでも十分楽しめます。もちろん、ブランド専門店もいたる所にありますし、買い物ツアーを申込めば観光バスで大型アウトレット店まで連れていってくれます。アウトレット店はとにかく安いです。地元の人が買い物をする、日本でいうユニクロの超大型複合店みたいなものです。
そんなこんなで、まだまだ言い足りないことだらけですが、ラスベガスの良さを知っていただこうと思うとそれだけで本になってしまいますので、この場では本当にさわりだけにさせていただきます。
念の為に申し上げますが、私は自称ラスベガス観光推進部長ですので、ついついオーバーに書いている危険性があります。
もしも行ったことがある方は、ラスベガスの良いところ、悪いところ何でも結構ですので、メールやファックスでご投稿下さい。
メインストリートに並ぶホテルは、どれもこれも見ているだけで楽しいデザインです。巨大ピラミッドがそのままホテルになった『ルクソール』や自由の女神や証券取引所など半世紀前のマンハッタンの街並みがホテルになった『ニューヨークニューヨーク』、凱旋門やエッフェル塔(実際の2分の1ですが、それでも50階建てくらいの高さです)を再現した『パリス』などなど話題に事欠きません。
まあ、とにかく凄いことづくしのラスベガスですが、ホテルの大きさも並外れており客室3,000室なんてざらで、ベネチアンに至っては2002年末で6,000室以上と世界最大のホテルになります。帝国ホテルやニューオータニの客室がそれぞれ1,059室と1,612室ですので、そのとてつもない大きさはお分かりいただけると思います。ちなみに、世界12大ホテルのうちなんと11ホテルがラスベガス中心地にあるそうです。 大き過ぎる欠点をあえて申し上げますと、よほど離れるか広角レンズを使わないと写真に収まらないことと、待ち合わせの時間に遅れることです。例えば誰かとホテルのロビーで待ち合わせをしたとします。普通なら部屋を10分前くらいに出れば十分に間に合いますが、下手をすると20分以上かかることがあります。巨大ホテルの1階は当然ながら物凄い面積ですが、そのかなりの部分をカジノが占めています。同じような風景(カジノから簡単に出られないよう、意図的に迷路化しています)ですので、ほとんどの人はカジノ内で迷子になってしまいます。
また、隣のホテルロビーで待ち合わせ、なんてことになると事態はより深刻です。建物が巨大なのですぐそばにあるように見えますが、実際には1キロ近く離れていることもあります。歩いても歩いてもいっこうに距離が縮まらない、まるで富士山を目指しているようなものです。ホテル間の移動の際は予め距離を調べておくことが大事です。私もミラージュホテルからすぐ近くに見えたMGMホテルまで歩いていって、1時間かかったことがあります。後で聞くと実際の距離は2キロくらいありました。(笑)
余談ですが、ホテルの窓は絶対に開きませんし滅多なことでは割れないガラスを使っています。また、洗濯物を干すようなロープなども原則として備え付けていません。自殺の引き金になるようなものを徹底的に排除しているのです。
次回開演の10分前くらいに着きましたが、それはそれは凄い人込みです。その人込みを掻き分けて、美濃先生となんとかベストポジションに最も近いところへ移動、アトラクションの始まるのを待ちます。
とにかく使う火薬の量が半端じゃありません。観客である私たちの髪の毛が燻りかねないくらいの熱風が襲いかかり、日本じゃあ消防署が絶対に許可しないだろうなというほどです。台詞はもちろんすべて英語ですが、英語が分からなくても全く問題ありません。毎晩90分間隔で5回から6回開演していますので、是非ご見学下さい。もちろん無料ですしビデオ、カメラ撮影もOKです。
フォーラムショップス内でもアトラクションをいくつか見ることができます。街並みが古代ローマ調であることは前述の通りですが、いたる所に神話に出てくるような戦士や女神などの彫刻があります。歩いて最初の広場の中央にも酒の神バッカスがドーンと座った5mから6mくらいの像がありますが、毎正時になるとこのバッカスが突然喋りだし、アポロンやビーナスを誘って楽しいパーティーを始めるのです。
ずっと奥の広場では3人の神々による火と水のショーが、やはり毎正時に始まります。すべて彫像が動いたり喋ったりするのですが、その動作や口の動きは実際の人と寸分違わず、まるでCGを駆使した映画を見ているようです。この神々のショーでもやはり火と水をふんだんに使います。ショーの行なわれる舞台下は20万リットルの巨大水槽で、中には650匹以上の様々な色をした美しい熱帯魚が泳いでいます。これらの広場は待ち合わせ場所に最適です。
ところで、このフォーラムショップスは面積あたりの売上高が北米最高というエリートショッピングモールですが、東京お台場にオープンしたヴィーナス・フォートはなんとこのフォーラムショップスを模したもので、構想段階ではずいぶんと関係者が見学に来たそうです。
ラスベガスに来るとフォーラムショップスに行くということが私の定番メニューの一つですが、フォーラムショップスへ行くと『プラネットハリウッド』で食事をするというのも定番メニューです。プラネットハリウッドは略してプラハと言いますが、A.シュワルツェネッガーやS.スタローン、B.ウィルスなどハリウッドの豪華スターが共同経営しているレストランです。映画の撮影に使った衣装や小物、模型などが店内いっぱいに飾られ、映画ファンには見逃せないお店です。
料理はどちらかというと若者向けですが、手頃な価格でボリューム満点です。ホノルルやニューオーリンズ、アトランタ、オーランドなど私が出張や旅行で訪問した都市にはすべてありましたが、このお店で必ず買って帰る土産はTシャツやポロシャツです。ラスベガスで買えば『Planet Hollywood LASVEGAS』というように各都市の名前がロゴに入るのです。プラハは日本ではあまり知られていませんが、中には世界中のプラハのTシャツを集めることにはまってしまっている熱狂的なファンも多くいるそうです。
パリスホテルのバフェもミラージュやベラッジオと同様に味、種類、雰囲気ともに有名ですが、エッフェル塔見学のカウンターを覗くと幸運にも待 ち時間がほとんどなかったので、先にエッフェル塔を見学することにしました。普段は行列ができていて30分や1時間待ちが当たり前ですが、こんなこともあ るのです。
ラスベガスのエッフェル塔は、高さ165mと実際の約2分の1のサイズですが、それでも50階建てくらいの高さがあります。
エレベーターで一気に上まで行きますが、その間に陽気なエレベーターガール(おばさまですが・・・)が先ほどの高さや歴史のことなどを説明してくれます。ちなみに、この説明を聞いていて気付いたのですが、エッフェル塔は英語では"アイフェルタワー"と発音するようです。

私は神戸に住んでいますので、六甲山で"100万ドルの夜景"をいつでも見ることができますが、一味違った夜景を堪能することができました。夜景を楽しん
だ後は夕食ですが、バフェはパリスホテル内ショッピングアーケードの中にあります。パリの古い街並みを再現したこのアーケードは石畳を敷き詰め、やはり頭
上には青空が広がっています。道を照らすガス灯といいそれぞれのお店で働く店員さんといい、パリに行ったことのある人は懐かしく、行ったことがない人は憧
れを抱くこと間違いなしです。そうそう、そう言えば芸術のパリらしく絵描さんもいました。再現された古い街並みをそのまま描いているというのも考えたら可
笑しな話ですが、土産に買って帰っても『パリで買った』が通用する出来映えです。もっとも、パリのどこ?と聞かれたら辛いものがありますが・・・。
私は、もっぱらミラージュとベラッジオばかりでパリスには泊まったことがありませんが、『ジュビリー!』というショーがあります。
ベラッジオのロビー天井は、一面を約1,800もの花のガラス細工で覆われていますが、私の記憶が確かならそのガラス細工だけで二億円くらいかかっているらしいです。
ロビーの奥には花壇コーナーがありますが、花壇というより大邸宅の庭といった感じです。生まれて初めて見るような花から日本でも馴染みのある花までがその贅沢な空間を飾っています。
ところで、ベラッジオで行なわれるショーステージは『O』ですが、これはラスベガスで最も人気のあるステージ
で、数ヶ月前から予約をしていないといけません。残念ながら私もまだ観たことがなく、次回にラスベガスに行く時は半年前に予約をしておくつもりですので、
幸運にも観ることができればご報告します。 Oはゼロではなく、フランス語で水を意味するオーです。その名の通りステージはプールになっており、70数名のスイマーが繰り広げる水上のサー
カスです。建設に100億円以上かかったステージと世界の一流スイマー達によるショーは、90分間皆さんを幻想の世界に案内してくれます。なんて観たこと
もないのにお許し下さい。(笑)
最近はラスベガスを特集したテレビ番組も多いですから、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、このスイマーの中には92年バルセロナオリンピックの銅メダリスト奥野史子さんもいます。メンバーはすべてオリンピック級のスイマーばかりらしく、人気が高いのも頷けます。
店員さんがみだりに話しかけてきたりはしないですが、こちらから声をかけようものなら『これはまだ日本では販売されていません。今なら注目の 的ですよ』と女性心理を巧みにくすぐります。そうです、各ブランドはこぞって最新のモデルを投入してきているのです。悪いことは言いません。奥方や恋人が ベラッジオのショッピングアーケードに行こうと言った時は、急用を思いつくか体調を崩して下さい。(笑)
最後にベラッジオホテルの注意点ですが、18歳未満の立ち入りはできません。例外として宿泊客やOの予約客などの場合のみ大人同伴で認められます が、それ以外は前述の温室やショッピングアーケードすら入ることはできません。家族で訪れる人が急増中のラスベガスで意外ですが、私の知る限りここまで徹 底的に未成年者に排他的なのはベラッジオだけです。
私は初めて新婚旅行でラスベガスに来た時に5,000ドル(当時のレートで60万円くらいです)を当て有頂天になっていましたが、いわゆるビギナーズラックというやつで、以来今回を含めて4回の訪問ではいずれもチャラか少しの負けばかりです。理由は簡単で、多少勝っていた金額を最後の最後に一攫千金を狙って高額スロットに投入するからです。ですからチャラになるべくしてなった訳で、悔しいと感じたことはありません。日頃パチンコもほとんどしない、宝くじも年末に10枚買うだけ、こんな私がカジノに惹かれるのはこれもラスベガスの魔力でしょうか。しかし、美濃先生や私の妻のように一切カジノをしない人もいるので、やはり私のどこかにギャンブル好きの性格があるのかもしれません。
このような場でカジノの説明をするのもなんですが、ご興味のない方は読み飛ばして下さい。
各ホテルのカジノには広い敷地のどこかにカウンターがありますので、まずはそこでスロットゲーム用のカードとテーブルゲーム用のカード両方を発行してもらって下さい。スロットゲーム用のカードは、スロットゲームをする時に機械に差し込むとゲーム数や金額に応じてポイントが付きます。テーブルゲーム用のカードはテーブルゲームをする時にディーラーに見せると遊んだ時間に応じてポイントが付きます。
ポイントには有効期限も会費もなく、ある程度貯まると一割の現金が戻ったり宿泊が特別料金になったりと特典があります。このカードの嬉しいのはこちらが勝っていてもポイントが加算されることです。要は遊んだ時間が長ければ長いほどポイントが付くということです。
初めて外国人に混じってテーブルゲームをするのはとても勇気がいりますが、余程ギャンブルが嫌いでなければ、是非トライして下さい。そして英語が話せなくても身振り手振りでコミュニケーションをとってみて下さい。例えばブラックジャックなら、同じテーブルの誰かがブラックジャックになった時や、ディーラー(親)が21オーバーをしてみんなが勝った時などに『イェーイ!』と歓声を上げるだけで、陽気な外国人の仲間入りができます。たまたま同じテーブルに座った、そんな人たちが意気投合して時間を共有する、これこそラスベガスの最大の魅力です。
ただし、自制心だけはしっかりもっておいて下さい。例えばミラージュホテルには約2,700坪のカジノ場に150台近くのテーブルゲーム、二千数百台のスロットマシンがあります。それだけカジノでの収益が大きいということです。カジノには、お客がより多くのお金を使うように様々な"仕掛け"があります。そのいくつかをご紹介します。
と、まぁこんな感じですが、かなり主観が入っていますのでご参考までに。
最後に、いかに防犯対策がとられているとはいえ、カジノ専門の置き引きはいるようですので、貴重品は横や床に置かず必ず身に付けておいて下さい。最も多いのは床に落ちたコインを拾おうとして屈んだ一瞬に鞄ごと置き引きされたという手口で、あるいは一人が落として気を引かせておいて相棒が取るということがあるかもしれません。警備員がそこら中にいますので、ナイフで脅してや殴ってなどという手口のない替わりに敵はその一瞬の隙を我慢強く狙っています。
余談ですがカジノ最終決戦の結果は、スロットで土壇場の逆転ホームランが出て勝ち越しました。
火山噴火のアトラクション、ホワイトタイガーが闊歩する庭、熱帯魚が優雅に泳ぐフロントデスク、ホテル内を覆う熱帯雨林などなど、現在のラスベガスの原点
はすべてミラージュホテルにあります。特に莫大なコストをかけて作った火山噴火のアトラクションは、後のトレジャー・アイランドやベラッジオのアトラク
ションへと受け継がれています。地元タクシーの運転手さんによると、もう20年くらい走っているそうですが『ミラージュがなかったら今のラスベガスはな
かった』と言いきっていました。ここ数年に完成したホテルは、確かによりすばらしい設備とアトラクションを備えておりミラージュは目立たなくなってきてい
ますが『砂漠の蜃気楼』、そんなミラージュが私は好きです。
ミラージュのショーステージは『ジークフリート&ロイ』という二人のマジシャンによる劇的マジックです。ホワイトタイガーが一瞬で消えたり、ステージで消
えたジークフリートが5秒後には高さ数十メートルから現れたりといったマジックに加えて、多くのダンサーを交えた劇になっています。1990年の公演以来
ほぼ毎日の公演を行ない、年間40万人の人を楽しませ約50億円の興行収入があったそうで、ベラッジオの『O』と並んで、ラスベガス二大トップステージの
一つでした。
『でした』と過去形になっているのには訳があります。
場所的には現在のラスベガスの中心地にあり、歩いて行ける範囲にベラッジオ、トレジャー・アイランド、パリス、ベネチアンなどの豪華ホテルとフォーラム
ショップスがあります。ニューヨーク・ニューヨークやルクソールなどもユニークで良いホテルですが、中心地までは徒歩で行くには勇気がいる距離にあります
ので、中心地のホテルに泊まってそこを基点にホテル巡りをするというのがお勧めです。 その昔、趣味で車のレースをしていた私(一応、国際クラスまで上りました)は、サーキットで時速150キロ近くでスピンアウトしてもびくとも
しない図太い神経の持ち主でしたが、生まれて初めて乗り物で絶叫してしまいました。普通のフリーフォールなら上までゆっくり上がってから落ちるだけです
し、下を見れば地面は見えます。しかし、想像してみて下さい。下から猛スピードで上昇して頂点を境に今度は急降下する恐怖を・・・。しかも、下を見ると
110階以上の高さです。大型観光バスですらゴマメのようにしか見えません。
究極のスリルを味わいたい方は一度チャレンジを。ただし、実際に乗る人よりも、白目をむいて失神状態の人を指差して大爆笑するだけして帰ってしまう人の方が圧倒的に多いことを申し添えておきます・・・。
ストラストフィア・タワーにも、もちろんカジノやショッピングアーケードはあります。ここも行くのはやはり夜です。109階の屋外展望台から見る 夜景は、パリスのエッフェル塔のように中心地から見る夜景とは違い、ラスベガスを外側から見る夜景ですので違った趣があります。また、109階にあるレス トラン『トップ・オブ・ザ・ワールド』は100分で360度一周しますので、夜景を見ながらの洒落たディナーにはもってこいです。
航空会社のチェックイン前に荷物検査を受けなくてはいけないとのことで、スーツケースを引きずって即席検査場へ。
とにかく洗いざらいといった感じの検査です。中のものをすべてテーブルに出されて、スーツケースの裏生地に始まって洗面用具、土産物、着替えなどは下着の1枚1枚に至るまで入念にチェック。
これが衝立も何もない所でするので、可哀想なのは女性です。カメラなどは実際に撮影できるかどうか調べる念の入れようです。
おまけに検査が終わると、荷物を出しっぱなしのまま『OK』の一言を残して検査官は去って行きます。フランス人らしき人が文句を言うと、手当たり
次第に詰めこんで蓋が閉まらないとみるや、膝で全体重をかえて無理やり閉めてしまいました。それを見ていた私が『自分で詰め直すから』とせっかくの"サー
ビス"を辞退したのは申し上げるまでもありません。
場合が場合ですのである程度厳重な警戒はやむを得ないと思いますし、その上で訪米しているのですから我慢もできますが、せめて男性は男性の検査官、女性は女性の検査官が調べてくれることと、いくら即席検査場とはいえ衝立くらい付けてほしいものです。